ちとせ児童発達支援センターはる
ちとせ療育教室はる
こども発達相談室はる

からだの指導(PT・OT)

ちとせ児童発達支援センターはるでは、理学療法士(PT)と作業療法士(OT)が連携し、子ども一人ひとりの身体機能や発達段階に応じた個別支援を行っています。スパイダーやレッドコードなどの補助器具を活用し、立位保持やバランス感覚の向上、ジャンプや移動動作の練習を通じて、子どもたちの「できた!」という喜びを育んでいます。また、手作りの補装具や道具を用いて、日常生活での自立を支援し、子どもたちが自信を持って生活できるようサポートしています。

スパイダー

学校で股関節外転装具を装着してミニウォークという歩行器を使用している児童です。
スパイダーを使って立位保持やバランスの向上を図る指導を行っています。
写真の通り、股関節外転装具と動的体幹装具(プレーリー君)、AFOを装着し四隅からの  ベルト他、上方から腋窩部にストラップでスリングし円背となる脊柱の伸展のしやすさを促しながら活動をしています。
動的体幹装具は腹部周囲の安定性を図ることをねらいとし、胸のベルトがフリーにして胸椎と胸郭部の動きを保障しています。写真1は立っているところです。

ジャンプの他、レッドコードで動かし方を身に着けた左右への動きも自ら行い、体幹の立ち直り、左右へのバランスの向上を図っています。

しゃがんだ姿勢から、よいしょとジャンプ!
全身で喜びを現しますが、だからと言って筋緊張が必要以上に高まらず調整しています。

左右への動かしもだんだん大きくなり、自分で工夫し調整しながら楽しんで活動ができています。大きく倒れると下肢の支えが外れてしましますが、普段、重量下の中で限られた動きしかできない本児にとっては大きなチャレンジです。

股関節外転装具装着したミニウォークでの移動

痙直型両マヒのお子様です。
下肢の支持性も高まったてきたことから、歩行器での移動を股関節と下肢の良好な肢位で運動ができるように、股関節外転装具を併用をしています。
股関節外転装具にはottobock社の28L20を装着し使用しています。

この外転装具の特徴は、①大腿カフの内側ボールジョイントが使われていて、股関節を固定せず外転位の保持できること、②大腿カフの周径と連結バーの流さが調整できること、です。本児の場合、このボールジョイント機構があることで、装着しながらも一軸での両下肢の交互させた歩行ができ、その機構を使って方向転換もゆっくりですができています。

現在、学校生活場面での自立活動として活用し、協力し合いながら定期的に評価・調整して取り組み始めています。

レッド・コード

当センターではレッドコードという吊るす部位や高さを任意に調節することで個々の能力や身体状態にあわせた最適な運動や治療の環境を設定できる運動機器を取り入れています。主に自重を軽減した中での全身の伸展の促しと、体幹や下肢のリラクゼーション、ストレッチをする目的で使用しています。

脳性マヒの影響で手足がこわばって硬くなっている(痙直型四肢マヒ)お子様です。
背臥位でフラットに持ち上げ、足底から前後に揺らし、全身の伸展を促します。
その後、足底部から頭部に向かって押し負荷をかけていきます。

両下肢で支え続けることの理解でき、支える力が増したこところで、今度は足底部からより強く頭の方向に押し上げるように負荷をかけ、本児の支持する力を高めていきます。
活動としては揺れたりバランス遊びの要素を入れ楽しみながら展開しています。

次に指導者の胸に両足底部を付け、持続的に支えることを促していきます。
徐々に、膝jt伸展位で筋緊張の下がりに応じ徐々に股jtを外転・外旋位にし、歩隔を広げて適切な肢位にします。足底でしっかり支えているポジションで軽く支え、左右への重心移動も行います。